今宿野外活動センター（福岡市）　指定管理者運営施設

4/25（日）「今宿八十八夜～茶つみのつどい」が開催されましたので様子を報告いたします。

新型コロナウイルス感染症の感染が再拡大する中、予防策を巡らしての開催決定となりました。

感染リスク低減のため募集定員を減らしたため、ご落選となってしまった方々が多かったのは残念で、大変申し訳なく思います。

当選し、ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた講師の先生方、スタッフの皆様、誠にありがとうございました。

当日朝は厚い雲に覆われた曇天でしたが、開会式あたりから晴れ間が見えはじめ、茶摘み作業のころにはすっかり青空になりました。

午後の製茶作業のころには雲一つない快晴になりましたが、涼しい風が吹き渡っていたため蒸し暑くならず、気持ちよく作業することができました。

茶畑は2年間の手入れのおかげで徐々に勢いを取り戻し、2年前の茶摘みのときより勢いよく新葉を茂らせていました。

段々畑になった茶畑を思い思いに上り下りしながら気に入った木の茶葉をていねいに摘み取りました。

1時間ほどの茶摘み作業でそれぞれのカゴも茶葉でいっぱいになり、持参した弁当を食べて午後の製茶体験を待ちます。

その間スタッフが各家族の茶葉をせいろで蒸して作業の準備をしました。

昼食後、蒸しあがった茶葉を手で揉み、揉んだらほぐして鍋で炒って水気を飛ばしていきます。

炒っては揉み、炒っては揉みを繰り返すこと5回以上、ようやく見慣れたお茶の葉の姿になりました。

これはなかなか根気と体力の要る作業です。

皆さん、毎日飲んでいるお茶の作り方の面白さと大変さを体験し、充実感を胸に家路についたご様子でした。