今宿野外活動センター（福岡市）　指定管理者運営施設

夏も近づく八十八夜の5月1日を2週間以上過ぎた5月19日に今宿野外活動センターで茶摘みのつどいを行いました。

当初予定の5月12日が雨の為5月19日に延びてしまいましたが、参加された皆様大変楽しみになさっていらっしゃいました。

参加者全員研修室に集まって「お茶」の歴史や効能、飲み方などを講師が話した後に、いよいよ茶畑に移動です。

段々になった茶畑を家族単位で１段ずつ占有し一人一人が持ったザルに新芽の先端から２枚の葉のついた部分を摘み取る二葉摘み(一芯二葉)、3枚目の葉を摘み取る三葉摘み(一芯三葉)で茶葉を摘み取っていきました。

普通摘み(一芯四～五葉)で摘んだ葉は天ぷらにするといいとのことで、飲むお茶とは別に食べる楽しみもあり皆さん一生懸命摘んでいらっしゃいました。

雲もほとんどなく晴れ渡った青空の下で1時間ほどみんなで楽しく葉を摘んだ後、研修室に戻って昼食タイムです。

昼食時間が終わっていよいよ飲むために茶葉を「蒸して・炒って・揉んで」の作業に入ります。

スタッフが「炒って・揉んで」の実演を行った後、家族ごとに摘んだ茶葉を蒸して各家族へお返し家族みんなで力を合わせて約２時間「炒って・揉んで」を６回以上繰り返しました。

自分たちで作ったお茶はそれぞれのご家庭で楽しんでいただくように用意した容器に入れてお持ち帰っていただきました。

「子どもに製茶について知ってもらいたかった」「大変さが分かったのでこれから大切に飲みたい」「なかなかない経験ができ、茶摘みを楽しそうにしている子供の姿、普段は嫌がって飲まない緑茶をすすんで飲んでいる姿にビックリし感動しました」など茶摘みを楽しんだりお茶作りの大変さを理解できたという貴重なご意見をいただきました。

参加いただいた皆様、大河先生ありがとうございました。