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活動報告
【10/24(日)開催】「はじめてのアウトドア~どんぐり編」活動報告
2021-10-27
10/24(日)「はじめてのアウトドア~どんぐり編」が開催されましたので様子をご報告いたします。
当日は爽やかな秋晴れの天気となり、体験を楽しむことができました。
ご応募・ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
植物に詳しい当センター豊島所長に開会のあいさつに続いてドングリの解説をしていただきました。
小さなお子さんには難しいお話しも多かったので、お父さん・お母さんにじっくり聞いていただきました。
講習が終わったらさっそく場内をぐるっと回ってドングリ拾い。
第2営火場のすぐ上のスダジイ、オオツクバネガシを少し広い、今年は実を付けなかったウバメガシの木を観察。
次に自由広場のテントに近いところにある大きなコナラの木の下で小さなドングリを拾いました。
コナラの木の周りにはクヌギの木がたくさんあり、大きくて丸いドングリをたくさん見つけました。
本来、狭い意味でのドングリ(団栗)はこの、クヌギの実のことをいいます。
続いて今年の暑さで熟すのが遅れているシリブカガシの木を観察し、所長の解説を聞きました。
最後、本館南広場で立派なドングリ、マテバシイをたくさん拾ってドングリ集めは終了。
第2営火場へ戻って休憩したら拾ったドングリを使って簡単な工作をします。
錐を使ってドングリに穴を空けないといけないので、まずドングリのコマ作りで錐の使い方を練習します。
錐は小さな子供が使うには少し危ないので使うのは大人だけです。
ドングリのお尻に穴を空けて爪楊枝を差し込むだけの単純な工作ですが、中心がずれていたり、軸が傾いていたりするとうまく回りません。
コマをいくつか作ったらいよいよメインのストラップ作り。大人もこどもも1人2個づつ作ります。
ドングリの中でも特に堅いマテバシイのお尻に小さな穴を空けてエポキシ接着剤を流し込み、小さな金具(ヒートン)をねじ込む、という繊細な作業ですが、皆さんが器用に短時間で完成させられたので、接着剤を付ける係のスタッフは少し慌てました。
ストラップ作りが予想外に早く終わったので最後にヤジロベエ作りをしました。
最後にドングリやその他の植物についての質問タイム。所長にていねいに答えていただきました。
ドングリはなぜ丸いかご存じですか?ヒントは「ドングリころころ」です。
藤田