今宿野外活動センター（福岡市）　指定管理者運営施設

夏も近づく八十八夜の5月2日を2週間以上過ぎた5月20日に今宿野外活動センターで茶摘みのつどいを行いました。

当初予定の5月7日が雨で5月14日に延び、5月14日も前日の雨で20日に延びてしまいましたが、参加された皆様大変楽しみになさっていらっしゃいました。

参加者全員研修室に集まって「お茶」の歴史や効能、飲み方などを当センタースタッフが話した後に、いよいよ茶畑に移動です。

段々になった茶畑を家族単位で１段ずつ占有し一人一人が持ったザルに新芽の先端から２枚の葉の部分を摘み取る二葉摘み(一芯二葉)で茶葉を摘み取っていきました。

曇り空で好天とは言い難かったのですが、暑くもなく逆に良かったと思います。

1時間ほどみんなで楽しく葉を摘んだ後、研修室に戻って昼食タイムです。

昼食時間が終わっていよいよ飲むために茶葉を「蒸して・炒って・揉んで」の作業に入ります。

スタッフが「炒って・揉んで」の実演を行った後、家族ごとに摘んだ茶葉を蒸して各家族へお渡しし

ロビーに用意したテーブルで家族全員力を合わせて約２時間「炒って・揉んで」を６回以上繰り返しました。

自分たちで作ったお茶はそれぞれのご家庭で楽しんでいただくように用意した容器に入れてお持ち帰っていただきました。

「初めて茶畑に入り、貴重な体験ができました」「なかなか葉の水分がとれなくて苦労しました」「やってみないと分からない体験ができて、とてもありがたかったです」「普段飲んでいるお茶を作るのがこんなに大変だとは思わなかった」「お茶作りの大変さが学べた。子供たちは難しかったが楽しかったと話していた」「お茶を作りことの大変さを知り、これからは毎日お茶を入れて飲みたいと思いました」など茶摘みを楽しんだりお茶作りの大変さを理解できたという貴重なご意見をいただきました。